鯉たろう日記

子育てや映画の記録です。

『沈黙』みてきました

今日は朝から妻と鯉太郎(娘)を送りに駅まで。

妻実家に到着するまでほぼ泣くこともなく、とてもいい子にしていたそうです。

やるな!我が娘よ!

 

その後、本日公開の『沈黙』を観てきました。

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改めて宣言するのも恥ずかしいぐらいですが、僕はマーティン・スコセッシ監督のファンなので、作品は必ず劇場で観ています。ですので、元々必ず観に行くつもりではあったんですけど、さらに、「たまむすび」内の吉田豪さんのコーナーで紹介されていて、

 

吉田豪 窪塚洋介を語る

 

これは行かないと!と思いまして初日に行ってまいりました。

 

本当にざっくりどんな話か書けば、隠れキリシタンの話です。最近「クレイジージャーニー」で隠れキリシタンについてやっていたり、(伊集院光)深夜の馬鹿力で長崎のキリスト教教会を回った話をちょうどしていましたが、僕自身は正直日本史でやった程度で全然詳しくありませんでした。

ネタバレしないで良かった点を2点ほど。

①日本人キャストの演技

窪塚洋介を筆頭に、イッセー尾形浅野忠信加瀬亮などなど主要キャストで出演しています。

いつもハリウッド映画に日本が出てくると、日本のトンデモ描写なんかが話題になったりしますが、ぼくがいつもイライラするハリウッド映画内での日本人の日本語が聞き取れない問題がこの映画では少なくて本当に良かったと思います。

きっといつものハリウッド映画では、現地のアジア人が出ていたり、監督がそもそも日本人じゃないので、噛んでいたり、よく聞き取れなかったりする場合でもきっとOKになってるんだと思うんですよね。

この映画ではそもそも時代劇+長崎辺りが舞台ってのもあると思うんですけど、気になる点が少なくて本当によかったと思っています。

個人的には窪塚洋介よかったですが、浅野忠信が本当にすばらしかったと思います。

②日本(江戸時代)描写

上記で書いた「ハリウッド映画に出てくる日本のトンデモ描写」この映画では本当に少なかったように思います。吉田豪さんのインタビューでもありましたが、少なくても10年以上準備をしていただけあって、初見でも各々の人物関係がわかりやすく、特に身分制度についてすごく良く調べている印象でした。(死体処理をする身分の人たちなんかがちゃんといたりして。)今の日本の時代劇でもここまでやらないだろうなという描写があってさすがハリウッドやっぱすげー(窪塚くんのセリフ)って驚きました。

 

以上こんな感じですが、ハリウッドで作ったとは思えないぐらいよく描かれていて(というかクレイジージャーニーでもやってたけど、村同士の交流がないとかどうやって調べたんだろ)、観てよかったなと思える作品でした。

 

問題点としては上映時間が長いことぐらいですかね。

ちなみに主演のアンドリュー・ガーフィールドくんは十文字さんに似ているなとずっと思っています。

 

以上です!