バイオハザード ザ・ファイナルを観ました。(ネタバレします)
どうもです。
見逃していた「バイオハザード ザ・ファイナル」がNETFLIXにあったので見てみました。
一応このシリーズは全作品を見ています。
初期は好きで映画館に観に行っていた気がします。
特に2が好きで、映画が好きというよりは、実写版ジルが好きでした。
素敵!前にもなんかに書いた気がする。
全部ではないですが、 ゲームもやっていたりするので、クリスとかレオンとかが出てきて嬉しかったけど、個人的にはどんどんシリーズに乗れなくなっていきました。
乗れない理由をぼんやり考えてみました。
①シリーズを続けている意味
どういうつもりで作っているのか知りませんが、毎回この映画って新作がスタートすると、前作まででがんばったこと、成し遂げたことが無かったことにされてる印象があります。さながら期末の目標数字を乗り越えても期ごとに全く新しい数字を設けられる営業マンのようです。今作もそうだけど、毎回仲間と必死に脱出したり、ボスを倒したりしても新作になったらアリス一人ぼっちで、どうやら失敗して全員バラバラか、死んでるっていう…なんでせっかくのシリーズ物の優位性使わないんだ(バカなの)と思っちゃいます。
②人の死が軽すぎる問題
いつから出てきたか、クローンというなんでもありの存在により、人の死がとっても軽いです。シリーズ途中でも主人公や仲間のクローンが登場したり、倒したはずの敵が実はクローンでしたみたいな。別に人類終末映画だからバンバン人が死んだっていいんだけど、必死さがあんまり伝わってこないというか、全体的に人の死が軽すぎるんですよね。真面目に見るつもりがどんどんなくなっていきます。あと、前述した人気キャラクター達も俳優との契約とかなんとか仕方ないのかもしれないけど、レオンとかなんで出したの??というレベルだったりします。
このような辺りが僕の思う「バイオハザードの映画もう少しどうにかならなかったの?」部分です。
さて、「バイオハザード ザ・ファイナル」についてです。
冒頭、前作ラストで向かったワシントンにおいて、仲間になったはずのウェスカー(ウェスカーもアリスとクリス&クレアが必死に爆死させたはずなのになんか生きてた)の罠にはまり、全滅したらしく、アリスさんが一人で登場します。突然出てきたレッドクイーン(アンブレラ社のマザーコンピューターみたいなやつ)に、特に何が行われるかはよくわからないけど、どうやら残り48時間で人類が死滅する作戦をアンブレラ社が決行するので、それを阻止すべくラクーン・シティに向かわなくてはいけない。そして、なんやかんやあって(敵に囚われようが何しようが何故か目的地に向かって進む。48時間内に二回も罠にはまって気絶するとかアホすぎない?)、偶然そこにいたかつての仲間のクレア達(日本からはローラが参戦)と一緒にアンブレラ社の本部に潜入して、超便利な抗ウィルス剤を手に入れてやったー!的な話。
いやー、話雑すぎですね。
書いてみて思ったけど、漫画版「ナウシカ」みたいな話ですね。そもそもが聖書にあるのかもしれないけど。ストーリーの仕掛けはもうちょっと色々あるし、シリーズを見てれば「お!」と思う部分もあるけど、雑な部分が目立ちすぎてあんまり入っていけませんでした。ただ、ここまで否定的に書いたけど、色々ツッコみながら楽しんだし、アクション部分とかはそこそこ良かった。アクションの描写は見にくかったけど、なんとか観客を楽しませようという気持ちは伝わってきたし、ミラ・ジョヴォヴィッチの頑張りは素直に感動しました。ウェスカーの最期とかなんじゃそりゃだけど。
シリーズも一応はこれで終わりということで、日本の原作をここまで盛り上げてくれたミラさんにはお礼を言いたいです。
今日は以上です。
今日の鯉太郎
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