悪人伝の感想
悪人伝を観た。
主な登場人物は、暴力刑事、ヤクザの親分、殺人鬼という面子で、
無差別連続殺人犯がうっかりヤクザを狙ってしまい、
ぶちギレたヤクザが刑事と手を組んで殺人犯に復讐するという話。
いや、こんな話、嫌いな人いないでしょ?!と思うので全員観たらいいと思う。
序盤はお互いのプライドが邪魔して捜査も進まないし、その辺りは物語も停滞するのでモヤモヤするけど、とあるきっかけで二人が「やるしか…!ねえだろ…!」と燃え上がるところが非常に熱い。
登場人物が皆、顔面も良くて、いい味が出すぎているぐらい。犯人が和牛の川西くんと滝藤賢一さんと仲の良い取引先の方を足して割ったような顔だったので個人的に馴染みが良かった。余談だけど、その担当者がそもそも滝藤賢一似で、「滝藤賢一に似てますよね」が誉め言葉かわからず、言えなくて3、4年になります。個人的に好きな役者だし、誉め言葉だとは思っているのだけど。
話を戻して、やはり最高だったのは、マ・ドンソク先輩。
いつもマ・ドンソク先輩はどの映画でも一人だけ強さのラインがおかしいのだけど、今回も攻撃パターンが「張り手」と「首を掴んで持ち上げて色んなところに叩きつける」だから素晴らしいし、20人ぐらいならなんとかなると思わせる肉体も説得力があるから最高。
普段はこのインタビューからも分かる通り、笑顔の素敵なとても好い人。
「悪人伝」でもラストのマ・ドンソクの笑顔が破壊力がありすぎて、最高なのでそこだけでも観てほしい。
実際の事件を元にしているとのことで、その辺り興味があるのだけど、上映後のロビーが密になりすぎててパンフレットを買えなかったのが悔やまれます。
今日は以上です。