記憶にございません!の感想
『記憶にございません!』を先ほどテレビで見ました。
三谷作品は、昔はドラマも映画も好きだったんですが、いつからかあんまり合わなくなって、この映画に関しては映画館にも観に行きませんでした。脚本のドラマとかは好きですけどね。
せっかくテレビでやるならと見てみましたが、地上波で見る分には悪くなかったですね。
何より嫌いになった原因の一つ、チョイ役で仲良しの俳優を出して、無駄に尺を伸ばしていくっていう定番の流れが少なくなっているのがとてもよかったですね。
福田雄一監督もよくやるアレですが、現場で笑われても見てるこっちは関係ないし、冷めるだけなんすよね…
ただ、ちょいちょい外しというか、リアリティーラインを踏み外してくる演出が苦手で、あーこういうの嫌で見なくなったんだなと思い出しました。
軽くネタバレ
特に気になったのが、木村佳乃さんのアメリカ大統領がありえなさすぎたし、ゴルフのやり方すら忘れてる部分も含めて、丸ごと削除してもよかったんではないかと思っています。(さすがにスイングぐらいはわかるでしょ…)
あとどうなの?って思ったのが、政治を変える!って意気込んで、悪の官房長官を追い出したはいいけど、次の人事で義理の兄を据えるって…なんかいい話風にしてるけど、それは志的にどうなのかって思っちゃいました。結局身内かい!的な。超有能として描かれていればいいけど、そんな描写なかったしさ。
というわけで、肩の力を抜いて見たらそんなに悪くなかった映画の話でした。
今日は以上です。